・初めて手に入れた鍵盤
これも、感慨深い楽器です。Roland XP-10。
初めて手元に手に入れた鍵盤がこれでした。
確か6万くらいで、自分のバイト代の限界ギリギリ。
前にお話ししたように、この時代はPCが非力で、とてもPCだけで音楽ができる状態ではありませんでした。
データを鍵盤だけで打込んで完結させるワークステーションと呼ばれた一台完結型の鍵盤が当時のフラグシップでした。
鍵盤だけで打ち込みできることが当たり前の時代だったんですね。
XP-10のフラッグシップはXP-50で、20万くらいしたんじゃないかなぁ、当
時。
これも一時期プロの方がよく使ってたと思います。
液晶表示部も2行でモノクロ、小さいでしょう?
当時は鍵盤単体で打ち込む技術を持ってないとできなかったので、このくらいの情報量でも打ち込みができることが当たり前でした。
PowerMACのDegitalPerformerあたりはもう出ていたのかな・・・。
めちゃ高いはずですが。
これも90年代ですから、世の中はYAMAHAのEOS全盛期の時代ですねぇ。
(EOSは当時席巻しましたが、スピーカ付きですごく重く、可搬性にかける部分がありました)
XPはEOSの陰に隠れていたのかなぁ、生まれた時期も悪かった。
エントリーモデルなので、出せる最大音数が28音ポリフォニック、28音っていうのも打ち込みを再生するとギリギリだったり、複雑なリズムになるとリズムがもたったり。
今じゃ本当に考えられません。
調べたら、音源ROM容量がたったの笑4MBだったそうです。
この前買った、UVIのKey Suiteというソフト音源はROM容量に相当するものが50GBです。
たった4MBで、GMとGSのテーブルを網羅しているのだからこれはこれですごいとはおもう。
この鍵盤も沢山お世話になりました。
こう考えてみると自分が鍵盤を弾いてきた歴史は、鍵盤がすごいスピードで進化していったでどっぷりつかった歴史そのものなんですよね。
今考えるとそういう時代も楽しかった。
今の時代は、安定したソフト音源になり、一つの完結した形になっていて。
RolandもIntegra-7を出してから、その先の音源は出していないと思いますね。